モンブラン 344 Spanish Production|モンブラン
ゾェーネケンが造ったモンブラン?恐ろしくスマートな344!蜘蛛の巣ウィンドウが斬新!
2012年3月のケルンショーでの出来事。
もう、一通り買い付けを終わり何度も見た友人のテーブルで休んでいた。
ぼうっとトレーを眺めていると、何度も見たはずのトレーに
異彩を放っているペンが飛び込んできた。
クリップは見慣れている”344”の物だが長さが長すぎる。しかも、形がイイ。
手に取ってみるとクリップも構造が若干異なり、リングと分割になっている。
キャップを開けてみるとペン先は”344”で見慣れたデザインだが
刻印の彫りの印象が古びている。
インクウィンドウがまた変わっている。
まるで、ゾェーネケンのブラックにあるような網タイツ模様!
しかも、本当に網のようで蜘蛛の巣のように乱れている。
セルロイドの成形時に模様が流れたようだ。
ゾェーネケンのようなインクウィンドウと思ったが形も”ゾェーネケン333”を思わせる様な流線型で極めてスタイリッシュ!
細身でこの長さのストリームラインのモンブランはこれだけではないだろうか?
興奮を抑えて友人に尋ねると、「344のスペイン生産バージョンだよ」という答え。
迷わず仕入れさせていただいた。
吸入は”334-1/2”のようにブラインドキャップを外すとノブが出てくるタイプ。
時期的には51年以前か?
もしかしたら”344”の過渡的モデル、あるいはプロトタイプかも知れない。
極めて貴重な品であることは確かである。
もう、一通り買い付けを終わり何度も見た友人のテーブルで休んでいた。
ぼうっとトレーを眺めていると、何度も見たはずのトレーに
異彩を放っているペンが飛び込んできた。
クリップは見慣れている”344”の物だが長さが長すぎる。しかも、形がイイ。
手に取ってみるとクリップも構造が若干異なり、リングと分割になっている。
キャップを開けてみるとペン先は”344”で見慣れたデザインだが
刻印の彫りの印象が古びている。
インクウィンドウがまた変わっている。
まるで、ゾェーネケンのブラックにあるような網タイツ模様!
しかも、本当に網のようで蜘蛛の巣のように乱れている。
セルロイドの成形時に模様が流れたようだ。
ゾェーネケンのようなインクウィンドウと思ったが形も”ゾェーネケン333”を思わせる様な流線型で極めてスタイリッシュ!
細身でこの長さのストリームラインのモンブランはこれだけではないだろうか?
興奮を抑えて友人に尋ねると、「344のスペイン生産バージョンだよ」という答え。
迷わず仕入れさせていただいた。
吸入は”334-1/2”のようにブラインドキャップを外すとノブが出てくるタイプ。
時期的には51年以前か?
もしかしたら”344”の過渡的モデル、あるいはプロトタイプかも知れない。
極めて貴重な品であることは確かである。
コンディション >>解説 | D(Very Good) |
製造年代 | 1951-53年頃? |
ペン先 | 14c/F |
ペン先の硬さ | 硬め ※しなり具合の当店の主観的評価 |
色(キャップ/胴軸) | ブラック |
材質(キャップ/胴軸) | セルロイド |
寸法 | 長さ=クローズ:約135mm、筆記状態:約153mm、太さ=首軸ネジ近傍:約11mm、Cap下端:約13mm |
重量(g) | 約 18 g |
吸入方式 >>解説 | ピストンフィラー |
インク容量(参考値) | 約 1.35cc |
付属品 | なし |
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