ゾェーネケン 14a Safety Black Hard Rubber|ゾェーネケン
槍のようなペン先!これを繰り出す瞬間がたまらない!毛筆感覚の極柔ニブ!
ドイツで初めて万年筆を生産した”ゾェーネケン”。
その頃はセフティフィラーを生産していた。
セフティ(セイフティ)はインクが漏れなくて安全という意味で、初期の万年筆は持ち運びにインクがスピットしてしまいキャップがインクで汚れることが多かった。現在の物ですらどうしても避けられない事象だ。
それをほぼ解消できたのがこの”セフティ”。
ペン先を胴軸内に収納し、胴軸とキャップを締めたときにキャップ内部の”蓋”が胴軸に密着し、シールする仕組み。
これがきちんと効いていると、インク止め方式と同じように降ってもこぼれない。
シール面積が大きいのでインクの乾燥が防げ減りがが抑えられる。ペン先を繰り出せばインクに浸っていたペンは書き出しのかすれが置きにくいメリットがある。
その反面、インクが減ってくると空気室増大し温度や気圧で空気が膨張するとインクが押し出されぼたおちが起きるのは解消されていない。それは現在売られている万年筆でも同じである。また、繰り出し式構造故、収納状態でペン先側を下に向けるとインクがこぼれる。また、インクの供給にスポイトなど必要とデメリットもある。
ゾェーネケンはシンプルな独自のメカニズムでセフティ機構を作り上げ様々なモデルを生産してきた。
これはごく初期のものと思われ、シンプルなソリッドブラックのハードラバー製。
ペン先はやりのように細長く、また極めて柔軟にしなる。書いた感触は毛筆のようだ。
キャップに後付けクリップの装着あとが若干みられるなどがあるが、100年と言う時代を経過した割には非常に美しい。
その頃はセフティフィラーを生産していた。
セフティ(セイフティ)はインクが漏れなくて安全という意味で、初期の万年筆は持ち運びにインクがスピットしてしまいキャップがインクで汚れることが多かった。現在の物ですらどうしても避けられない事象だ。
それをほぼ解消できたのがこの”セフティ”。
ペン先を胴軸内に収納し、胴軸とキャップを締めたときにキャップ内部の”蓋”が胴軸に密着し、シールする仕組み。
これがきちんと効いていると、インク止め方式と同じように降ってもこぼれない。
シール面積が大きいのでインクの乾燥が防げ減りがが抑えられる。ペン先を繰り出せばインクに浸っていたペンは書き出しのかすれが置きにくいメリットがある。
その反面、インクが減ってくると空気室増大し温度や気圧で空気が膨張するとインクが押し出されぼたおちが起きるのは解消されていない。それは現在売られている万年筆でも同じである。また、繰り出し式構造故、収納状態でペン先側を下に向けるとインクがこぼれる。また、インクの供給にスポイトなど必要とデメリットもある。
ゾェーネケンはシンプルな独自のメカニズムでセフティ機構を作り上げ様々なモデルを生産してきた。
これはごく初期のものと思われ、シンプルなソリッドブラックのハードラバー製。
ペン先はやりのように細長く、また極めて柔軟にしなる。書いた感触は毛筆のようだ。
キャップに後付けクリップの装着あとが若干みられるなどがあるが、100年と言う時代を経過した割には非常に美しい。
コンディション >>解説 | D(Very Good) |
製造年代 | 1920年頃 |
ペン先 | 14k/F |
ペン先の硬さ | 極柔らか ※しなり具合の当店の主観的評価 |
色(キャップ/胴軸) | ブラック |
材質(キャップ/胴軸) | ハードラバー(エボナイト) |
寸法 | クローズ:約120mm、筆記状態:約164mm、首軸ネジ近傍:約10mm、CAP下端:約13mm |
重量(g) | 約 14g |
吸入方式 >>解説 | セフティフィラー |
インク容量(参考値) | 約 1.1cc |
付属品 | なし |
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