ゾェーネケン 820 Safety 585 Solid Gold Barleycorn|ゾェーネケン
オーバーサイズ!しなると同時に溢れるインク!バーレイコーン金無垢モデル!
ドイツで初めて万年筆を生産した”ゾェーネケン”。
その頃はセフティフィラーを生産していた。
セフティ(セイフティ)はインクが漏れなくて安全という意味で、初期の万年筆は運搬中にインクがスピットしてしまいキャップ内が、
インクで汚れることが多かった。現在の製品ですらどうしても避けられない事象だ。
それをほぼ解消できたのがこの”セフティ”。
ペン先を胴軸内に収納し、胴軸とキャップを締めたときにキャップ内部の”蓋”が胴軸に密着し、
シールする仕組み。
これがきちんと効いていると、インク止め方式と同じように振ってもこぼれない。
シール面積が大きいのでインクの乾燥が防げ、減りがが抑えられる。
ペン先を繰り出せばインクに浸っていたペンは書き出しのかすれが置きにくいメリットがある。
その反面、インクが減ってくると空気室増大し温度や気圧で空気が膨張するとインクが押し出されぼたおちが起きるのは解消されてない。
それは現在売られている万年筆でも同じである。
また、繰り出し式構造故、収納状態でペン先側を下に向けるとインクがこぼれる。
また、インクの供給にスポイトなど必要とデメリットもある。
ゾェーネケンはシンプルな独自のメカニズムでセフティ機構を作り上げ様々なモデルを生産してきた。
これはごく初期のものと思われ、ハードラバーの軸に薄い金無垢のチューブで加飾されている。
ペンの大きさはオーバーサイズでこのシリーズでは最も大柄。
その表面には、バーレイコーンの彫刻が入りさらにクリップが金無垢でロウ付けされている、大変珍しいタイプ。
ペン先はやりのように細長く、また付け根から全体が柔軟にしなる。書いた感触は毛筆の感覚に近い。
しかも、インクフローも潤沢でM~BBBくらいの線が描ける。
手触りの良さ、確かな重量感は手にしたものを虜にする。
その頃はセフティフィラーを生産していた。
セフティ(セイフティ)はインクが漏れなくて安全という意味で、初期の万年筆は運搬中にインクがスピットしてしまいキャップ内が、
インクで汚れることが多かった。現在の製品ですらどうしても避けられない事象だ。
それをほぼ解消できたのがこの”セフティ”。
ペン先を胴軸内に収納し、胴軸とキャップを締めたときにキャップ内部の”蓋”が胴軸に密着し、
シールする仕組み。
これがきちんと効いていると、インク止め方式と同じように振ってもこぼれない。
シール面積が大きいのでインクの乾燥が防げ、減りがが抑えられる。
ペン先を繰り出せばインクに浸っていたペンは書き出しのかすれが置きにくいメリットがある。
その反面、インクが減ってくると空気室増大し温度や気圧で空気が膨張するとインクが押し出されぼたおちが起きるのは解消されてない。
それは現在売られている万年筆でも同じである。
また、繰り出し式構造故、収納状態でペン先側を下に向けるとインクがこぼれる。
また、インクの供給にスポイトなど必要とデメリットもある。
ゾェーネケンはシンプルな独自のメカニズムでセフティ機構を作り上げ様々なモデルを生産してきた。
これはごく初期のものと思われ、ハードラバーの軸に薄い金無垢のチューブで加飾されている。
ペンの大きさはオーバーサイズでこのシリーズでは最も大柄。
その表面には、バーレイコーンの彫刻が入りさらにクリップが金無垢でロウ付けされている、大変珍しいタイプ。
ペン先はやりのように細長く、また付け根から全体が柔軟にしなる。書いた感触は毛筆の感覚に近い。
しかも、インクフローも潤沢でM~BBBくらいの線が描ける。
手触りの良さ、確かな重量感は手にしたものを虜にする。
コンディション >>解説 | C(Excellent) |
製造年代 | 1920-30年頃 |
ペン先 | 14k/M |
ペン先の硬さ | 極柔らか ※しなり具合の当店の主観的評価 |
色(キャップ/胴軸) | ゴールド |
材質(キャップ/胴軸) | 14k金無垢 |
寸法 | 長さ=クローズ:約136mm、筆記状態:約175mm、太さ=首軸ネジ近傍:約11mm、CAP下端:約15mm |
重量(g) | 約 32g |
吸入方式 >>解説 | セフティフィラー |
インク容量(参考値) | 約 2 cc |
付属品 | なし |
関連商品