モンブラン III-a Azrite Blue|モンブラン
カゼイン製モンブランは存在した!手触りも不思議な”アズライトブルー”!!
1932年ドイツの景気はどん底だった。
高いマイスターシュティックラインが売れなくなり、起死回生のモデルがこの”III”。
モンブランのナンバーシステムは戦後1xx、2xx、3xxを基本とするが、これはその3xxのさきがけ。ホワイスターをエングレーブタイプとし、キャップリングの廃止し、ニブもモンブランの刻印が消える。
バリエーションをペン先の小さい順に”a”、”b”、”c”とし、軸径、長さもそれに応じ変えてきた。
のちにこのニブは戦前の3xxシリーズにも転用される。
安価なラインではあるが、姿形は大変美しいプロポーションを誇り、薄いキャップリップと均整のとれた万年筆の形の黄金比ともいえるデザインは素晴らしい。
それに加えて、カラーバリエーションもこの”Azrite”と、”Pearl&Black”、”Red&Blackmarble”、”Black”の4色が基本。
特にこの”アズライトブルー”は大変美しく、岩絵の具として利用された
アズライトの群青色をよくあらわしている。欧米ではマウンテンブルー。
夏のモンブラン山を連想させるカラーだ。
当然セルロイドかと思われたが、最近カゼインであることが分かった。
モンブランもオールカゼインの軸をラインナップしているとは。
ペン先は尻軸刻印と異なるOBだが良くしなり大変心地よい。大変貴重な品です。
高いマイスターシュティックラインが売れなくなり、起死回生のモデルがこの”III”。
モンブランのナンバーシステムは戦後1xx、2xx、3xxを基本とするが、これはその3xxのさきがけ。ホワイスターをエングレーブタイプとし、キャップリングの廃止し、ニブもモンブランの刻印が消える。
バリエーションをペン先の小さい順に”a”、”b”、”c”とし、軸径、長さもそれに応じ変えてきた。
のちにこのニブは戦前の3xxシリーズにも転用される。
安価なラインではあるが、姿形は大変美しいプロポーションを誇り、薄いキャップリップと均整のとれた万年筆の形の黄金比ともいえるデザインは素晴らしい。
それに加えて、カラーバリエーションもこの”Azrite”と、”Pearl&Black”、”Red&Blackmarble”、”Black”の4色が基本。
特にこの”アズライトブルー”は大変美しく、岩絵の具として利用された
アズライトの群青色をよくあらわしている。欧米ではマウンテンブルー。
夏のモンブラン山を連想させるカラーだ。
当然セルロイドかと思われたが、最近カゼインであることが分かった。
モンブランもオールカゼインの軸をラインナップしているとは。
ペン先は尻軸刻印と異なるOBだが良くしなり大変心地よい。大変貴重な品です。
コンディション >>解説 | D(Very Good) |
製造年代 | 1932-34年 |
ペン先 | 14k/OB |
ペン先の硬さ | 柔らか ※しなり具合の当店の主観的評価 |
色(キャップ/胴軸) | アズライトブルー |
材質(キャップ/胴軸) | カゼイン/エボナイト |
寸法 | クローズ:約mm、筆記状態:約mm、首軸ネジ近傍:約mm、Cap下端二面幅:約mm |
重量(g) | 約 13g |
吸入方式 >>解説 | プッシュボタンフィラー |
インク容量(参考値) | 約 0.9cc |
付属品 | なし |
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