アストリア Dux No.4 Pearl&Black Special Decoration|モンブラン
孤高のモンブラン・サブブランド!アールデコデザインのスネーク!革新のDUXメカ!
1932年、アストリアはモンブランの傘下に入り、
モンブランのサブブランドとしてセフティフィラーを中心として
小規模ながら生産を続けていた。
その多くは部品を共用していたが、専用デザインのペン先や、
内部部品がモンブランより手の凝ったものが使われていたり、
エクスペリメンタルな一面も持っていた興味深いブランド。
この品は、”DUX”(ドゥックス)と呼ばれるモデルで、ツイストフィラーの1種。
同様のメカは”Goldfink”にも使われている。
恐らく開発はモンブランかそのGoldfinkなどマイナーブランドのライセンスで
実験的にアストリアブランドとして生産されたもののようだ。
恐らくメカニズムのコストが”12x”のプッシュノブフィラーよりかなり割高になったためであろう。
モンブランのモデルに波及することなく終わった。
吸入は尻軸後端のノブを回すだけ。内部にあるカムがロッドを押し下げ、
プレッシャーバーをたわませゴムを圧縮する。
最後の動作はプッシュノブフィラーなどと同じ。
ボディはオールセルロイド。パール&ブラックバインのマーブル。
このカラーが最も大理石のイメージに近い。
”DUX”のラインナップ構成は様々な型があり記録もないため不明。
この品は特にキャップ周りが凝っており、ウォーターマンのパトリシアのようなアールデコ調キャップリング、素晴らしいデザインの蛇型クリップで加飾されている。
また、アイコンのBMWロゴと同じデザインのシンボルは珍しい円錐型。
このタイプは非常に少ない。
ペン先はアストリアらしい腰のあるしなやかなもの。
戦前のアストリアはコレクターズアイテムで、
カラーセルロイドの”DUX”を持っていると言えば一目置かれる。
極めて貴重な品。
モンブランのサブブランドとしてセフティフィラーを中心として
小規模ながら生産を続けていた。
その多くは部品を共用していたが、専用デザインのペン先や、
内部部品がモンブランより手の凝ったものが使われていたり、
エクスペリメンタルな一面も持っていた興味深いブランド。
この品は、”DUX”(ドゥックス)と呼ばれるモデルで、ツイストフィラーの1種。
同様のメカは”Goldfink”にも使われている。
恐らく開発はモンブランかそのGoldfinkなどマイナーブランドのライセンスで
実験的にアストリアブランドとして生産されたもののようだ。
恐らくメカニズムのコストが”12x”のプッシュノブフィラーよりかなり割高になったためであろう。
モンブランのモデルに波及することなく終わった。
吸入は尻軸後端のノブを回すだけ。内部にあるカムがロッドを押し下げ、
プレッシャーバーをたわませゴムを圧縮する。
最後の動作はプッシュノブフィラーなどと同じ。
ボディはオールセルロイド。パール&ブラックバインのマーブル。
このカラーが最も大理石のイメージに近い。
”DUX”のラインナップ構成は様々な型があり記録もないため不明。
この品は特にキャップ周りが凝っており、ウォーターマンのパトリシアのようなアールデコ調キャップリング、素晴らしいデザインの蛇型クリップで加飾されている。
また、アイコンのBMWロゴと同じデザインのシンボルは珍しい円錐型。
このタイプは非常に少ない。
ペン先はアストリアらしい腰のあるしなやかなもの。
戦前のアストリアはコレクターズアイテムで、
カラーセルロイドの”DUX”を持っていると言えば一目置かれる。
極めて貴重な品。
コンディション >>解説 | C(Excellent) |
製造年代 | 1933-37年頃 |
ペン先 | 14k/F |
ペン先の硬さ | やや柔らか ※しなり具合の当店の主観的評価 |
色(キャップ/胴軸) | パール&ブラックマーブル |
材質(キャップ/胴軸) | セルロイド |
寸法 | クローズ:約127mm、筆記状態:約150mm、首軸ネジ近傍:約11mm、CAP下端:約14mm |
重量(g) | 約17 g |
吸入方式 >>解説 | その他 |
インク容量(参考値) | 約0.8 cc |
付属品 | なし |
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