マスターピース・１４２グレー。
パールホワイト、ブラック、クリアアンバーが杢目のように入り乱れて流線型を形づくる。
生地にブラックが多いのと、アンバー部分が濃く色変わりしているため
独特の雰囲気を醸し出している。
このような柄物はアメリカ市場で受けたようで、カラードセルロイドの１４ｘはリングが”MASTERPIECE”になっているものが多い。
インクウィンドウはも縞模様の中に紛れて美しい。
また、キャップは通常バレルのようにクリア部分があるものでは無い素材で作られているが、
この１４２はキャップもクリア部分のある素材で作られている。
このようなことは天冠や尻軸にも見られることがある。
このようなバリエーションを見ていくことも楽しみの一つ。
吸入はテレスコピックピストン吸入式でピストンが２段に伸び縮みしインクを吸入します。
１４２のカラーセルロイドは製造期間が１４６、１４４よりも短く数が少ない。
ペン先はEFの珍しく硬めのペン先で手帳などに書きやすいサイズと硬さになっている。