５０年代ウィングニブのオーバーサイズ、２５６。
２５６はブラックのみのカラー設定で前期型と後期型に分かれている。
この品は前後期仕様が入り混じった中期のハイブリットタイプ。
バレルとペン芯が後期のタイプ。
ブルーのウィンドウとスリットフィードのペン芯が後期型。
尻軸には刻印は無い。
ボディはオールセルロイド。数は少ないが最終期にはアクリル製も作られている。
これは研磨してみないと判別は難しい。
このシリーズはクラックも非常に多いモデルだが、この品には写真では判別できない5mmほどのヘアラインがある。
口は開いていない。
すべてのこのシリーズに言えることですがキャップの抜き差しはやさしくしていただきたい。
ペン先はなんと”OBBB”当時のレギュラー仕様では最大サイズ。
きちんとペン先を紙面に充てることができればカリグラフィックなリボン状の線が描ける。