１９３０年代のオマスには魅力的なペンが多くコレクターも多い。
中でもこのエクストラ・ルーセンスはトランスパレント軸が特徴の素晴らしいペン。
オーバーサイズからこのレディサイズまであるが、このレディはレディと言うよりベビィサイズ。
このサイズに、網タイツ模様に見えるらせん模様が妙になまめかしい。
吸入はプランジャー式だが、ポンピングタイプなので数回ポンピングすると満タンになる。
空気が出なくなるまでポンピングするとこのボディになんと１．４ｃｃ前後入る。
ペン先は鋭くピークに削り出されたイタリアン・ニブ。
イタリック調の文字は実はEF-Fサイズからこのしなやかな穂先を利用して描くのが本流だ。
天冠の金張りに擦れと尻軸に傷がある以外は全体として大変良い状態にある。