１９２０－３０年頃の恐らくイギリスかドイツで作られたプロペリング・ペンシル。
スターリングシルバーで土台を造り、その上に象牙のようでクリーミーなに美しいエナメルを施した。
さらにそこに手書きにより美しいバラやすみれの絵柄を描き込んで焼き付けている。
芯の繰り出しは回転式で天冠部分を回して繰り出す。１Way式で逆回しにしても芯は戻らない。
口金と天冠部分は９２５スターリングシルバーで出来ており、”STERING”の刻印が打たれる。
そして、美しく自然に燻された黒光りする銀の輝きが美しい。
現在の銀ではなかなかこのように美しく黒光りしないものだ。あえてここは磨かずそのままとした。
コンディションも素晴らしい。