１９２９ ペリカン・ファンテンペンの後、
モデル”１００”として登場して第２世代のモデル。
キャップトップはストレートでキャップ穴が２ホールの１９３０年モデル。
首軸は先端にストレート部分がある緩やかなラッパ形状で、先端のくぼみがフラット。
バレルの素材はペリカン・ファウンテン・ペンと同じベークライト（フェノール樹脂）。
キャップ、エンドはすべてハードラバーになる。
バレルのカラーは”１９２９”の頃からあるペール・グリーン。
シー・グリーン（Sea Green)とも呼ばれる。
後のグリーンマーブルより金色味があり大変美しい。
ペン先は”B”の刻印が付け根に打たれている。
スタブ調のカリグラフィックな”B”。
筆圧の強弱によって字幅はB～BBBで筆圧に応じ変化する。横線はEF～Fくらい。
ピストンシールはコルク仕様でOH済み。
カラースリーブ部分にわずかな褪色と尻軸に傷があるが全体として素晴らしいコンディション。