ゾェーネケン 1035 Safety 900 Silver|ゾェーネケン
美バーレイコーン&ストライプ!900銀無垢セフティ!ふわりとしなるペン先!
ドイツで初めて万年筆を生産した”ゾェーネケン”。
その頃はセフティフィラーを生産していた。
セフティ(セイフティ)はインクが漏れなくて安全という意味で、
初期の万年筆は運搬中にインクがスピットしてしまいキャップ内が、
インクで汚れることが多かった。現在の製品ですらどうしても避けられない事象だ。
それをほぼ解消できたのがこの”セフティ”。
ペン先を胴軸内に収納し、
胴軸とキャップを締めたときにキャップ内部の”蓋”が胴軸に密着し、シールする仕組み。
これがきちんと効いていると、インク止め方式と同じように振ってもこぼれない。
シール面積が大きいのでインクの乾燥が防げ、減りがが抑えられる。
ペン先を繰り出せばインクに浸っていたペンは書き出しのかすれが置きにくいメリットがある。
その反面、インクが減ってくると空気室増大し温度や気圧で空気が膨張すると
インクが押し出されぼたおちが起きるのは解消されてない。
それは現在売られている万年筆でも同じである。
また、繰り出し式構造故、収納状態でペン先側を下に向けるとインクがこぼれる。
また、インクの供給にスポイトなど必要とデメリットもある。
ゾェーネケンはシンプルな独自のメカニズムでセフティ機構を作り上げ様々なモデルを生産してきた。
これはごく初期のものと思われ、ハードラバー製の軸。
さらに薄い900銀無垢のチューブにバーレイコーン模様をストライプに配置した
ギョーシェ彫が施されている。
ペン先はやりのように細長く、また極めて柔軟にしなる。ふわりとした感触は毛筆のようにソフトだ。
ペン先はMで、そのしなりによりBBくらいの線が描ける。
非常に細長いスレンダーなセフティだが、その重量感とシンプルで機能的なデザインはこの時代ならでは。
大きな凹みなどはなく大変素晴らしいコンディション。
その頃はセフティフィラーを生産していた。
セフティ(セイフティ)はインクが漏れなくて安全という意味で、
初期の万年筆は運搬中にインクがスピットしてしまいキャップ内が、
インクで汚れることが多かった。現在の製品ですらどうしても避けられない事象だ。
それをほぼ解消できたのがこの”セフティ”。
ペン先を胴軸内に収納し、
胴軸とキャップを締めたときにキャップ内部の”蓋”が胴軸に密着し、シールする仕組み。
これがきちんと効いていると、インク止め方式と同じように振ってもこぼれない。
シール面積が大きいのでインクの乾燥が防げ、減りがが抑えられる。
ペン先を繰り出せばインクに浸っていたペンは書き出しのかすれが置きにくいメリットがある。
その反面、インクが減ってくると空気室増大し温度や気圧で空気が膨張すると
インクが押し出されぼたおちが起きるのは解消されてない。
それは現在売られている万年筆でも同じである。
また、繰り出し式構造故、収納状態でペン先側を下に向けるとインクがこぼれる。
また、インクの供給にスポイトなど必要とデメリットもある。
ゾェーネケンはシンプルな独自のメカニズムでセフティ機構を作り上げ様々なモデルを生産してきた。
これはごく初期のものと思われ、ハードラバー製の軸。
さらに薄い900銀無垢のチューブにバーレイコーン模様をストライプに配置した
ギョーシェ彫が施されている。
ペン先はやりのように細長く、また極めて柔軟にしなる。ふわりとした感触は毛筆のようにソフトだ。
ペン先はMで、そのしなりによりBBくらいの線が描ける。
非常に細長いスレンダーなセフティだが、その重量感とシンプルで機能的なデザインはこの時代ならでは。
大きな凹みなどはなく大変素晴らしいコンディション。
コンディション >>解説 | C(Excellent) |
製造年代 | 1920-30年頃 |
ペン先 | 14k/M |
ペン先の硬さ | 極柔らか ※しなり具合の当店の主観的評価 |
色(キャップ/胴軸) | シルバー+バーレイコーン |
材質(キャップ/胴軸) | 900シルバー無垢 |
寸法 | 長さ=クローズ:約144mm、筆記状態:約189mm、太さ=首軸ネジ近傍:約10.5mm、CAP下端:約12.5mm |
重量(g) | 約 25g |
吸入方式 >>解説 | セフティフィラー |
インク容量(参考値) | 約 2 cc |
付属品 | なし |
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